不安の中でリラックスする。答えが自然と出てくるのを待つ:ヨガからの学び

2017年7月9日日曜日

ヨガ・マインドフルネス

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横浜近くのJRの駅。七夕で、さまざまなところで短冊を見かけました

「今日は七夕です。
何か願いを思い浮かべて、
それをクラスの間、意識してポーズを取ってみましょう」


僕は普段、「スタジオ・ヨギー」というヨガ教室に通っているのですが、
この日、7月7日は、ご縁があり、
横浜近くの、とあるヨガ教室に初めて行きました。

ここでは、「クリパル・ヨガ」という、
自分の内面を見つめることを重視するヨガの流派を教えていますが、
クラスのはじめ、先生が言ったのが、
この「願いごと」について。


「自分の願いって何だろう」


このところ、自分が将来やりたいことをあれこれ考えていて、
何となく方向性が見えているのに、どう形にすればいいのか分からない。
そんな状態で、毎日頭がパンクしそうになっている中、
こんな問いを投げ掛けられ、戸惑ってしまいました。

クラス中、多少難しいポーズを取っている時は、
それなりに集中でき、楽しかったのですが、
最後のシャバ・アーサナ(休憩のポーズ)で、マットに寝転んで目を閉じた時、
「あー、将来どうしよう」という不安が再び襲ってきて、
全く休めませんでした。


そのことについて、クラス後、先生に相談しました。

すると、
「不快を感じた、というのは、大切な気付き。
そこがあなたのエッジということだから」。

「将来の不安がある中で、苦しいのは当たり前。
特に、今までは学校や会社が、進む方向性を決めてくれていたと思うけど、
これからは自分の意志で、自分の人生を決めなければいけないから」

「そういう中で、
まず、『あー、自分は不安になっているんだな』と認めてあげて、
その上で、リラックスしてみようとしては」

と言われました。


不安の中で、リラックスする。


ふと、先日参加したマインドフルネスの瞑想会で、

「私たちは、苦しみや不安を抱えている中でも、
世界の美しさを感じることができる。

むしろ、苦しみや不安に向き合うために、
まず、身体を緩めて、世界の美しさとつながり、
自分を癒さなければならない」

と言われたことを思い出しました。


さらに、先生は、

「答えがでない状況というのは、とても苦しいもの。
将来が不安だと、手近にある解決策に
飛び付きたくなるのは当然だと思う」

「だけど、そうやって手近な答えに進む方と、
不安に留まって、答えが自然と自分の内から出てくるのを待つ方。
あなたが取りたい道はどちらかな?」

と問われました。

自分の答えは、後者です。

ここで、僕の方から

「でも、”自分の中から自然と答えが出てくるのを待つ”って、
自分というか、自分の内なる命みたいなものを
信じないとできないことですよね」

と質問したところ、

「このヨガクラスに来ている時点で、
すでにあなたは信じ始めているんじゃないかな」と言われました。


自分から自然と生まれてくるものを信じて、
行動し続けること。
手近な答えで、自分をごまかさないこと。
自分の中から生まれてこようとしているものを、押しつぶさないこと。


多分、これから、まだまだ不安な日は続くと思いますが、
この学びを忘れないよう、ここに書いておきたいと思います。





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