コロナウイルスを追い抜かして

2020年11月21日土曜日

t f B! P L

 


今週、久々に東京に帰る計画を立てていた。

しかし、新型コロナウイルスが再拡大しているのを見て、悩んだのだが、前々日の夜に諦めることにした。

代わりに今週末は、温泉に浸かりながら、最近溜まった疲れを癒やしていたのだが、さっぱりした頭にふと、こんな詩が降ってきた。


東京から香川、飛行機で1時間半

地球は丸いという。

回り続ける母なる大地の上で

東京から地方へ

都落ちしたといわれるぼく


でも、本当に言いたいのはきっと

1時間半の距離のことじゃない。

僕たちが本当にちぢめたいのは、

人のこころ


たとえすぐそばにいても、

あなたの内には、ぼくとちがう宇宙が広がっている


コロナウイルスを追い抜かす速さで

君に届けたいのは、この気持ち。

仕事から少し離れた、静かな晴れた朝

僕はようやく、そのことを思い出した



将来の不安から、ついついいろんな仕事を詰め込んだり、情報の氾濫の中に身を浸して安心したくなる。

忙しさにかまけて流されるばかりになり、世の中の状況や、自分を取り巻く状況を自分の頭で考えようとしていなくなる。

それがいつものパターンなのだが、さっぱりした朝に、いろんなものを見つめ直したい。





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