【今週の感謝】自分の幸せを祈ってくれる人の存在/怒っている人に向き合う方法

2018年3月4日日曜日

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マインドフルネス瞑想会に行った時に見かけた花

日曜の夕方19時30分。二子玉川のカフェ。

今週は、二日間続けて千葉県で取材があった。先週末から準備でてんてこ舞いで、当日も5時起きだったので、正直、かなり疲れがたまった。

ただ、取材先では、さまざまな方に親切にしていただいた。自分の仕事は、多くの方の御力添えによって成り立っているのだと、改めて深い感謝の念を抱いた。

今週は、春がまるで洪水のように訪れた。春の熱気を吸って、あちこちで花が咲き誇っている。

春の到来とともに、花粉症も始まった。僕は数年前から花粉症に悩まされるようになったが、今日も、目がチクチクし、鼻水がしょっちゅう出た。

花粉症に効くヨガのポーズをインターネットで調べてみると、「花粉症による鼻詰まりの原因の一つは、副交感神経と交感神経のバランスが崩れること」と出ていた。

改善するには、頭を逆さにしたり、体をねじったりするポーズとともに、リラックスすることが大切だという。

そのため、このところ、心を落ち着かせるよう意識的に腹式呼吸を行っている。


2月26日〜3月4日

岩手から幸運の風を送ってくれた友人

先日、友人のFacebook投稿で初めて知ったが、岩手には「座敷わらしが住む宿」と呼ばれる旅館があるらしい。

これまで総理大臣や大企業の社長がこの旅館に宿泊した後、事業に成功したり出世したりといった逸話の残るパワースポットらしい。

とても人気のあるため、予約を取るのは難しいらしいが、さまざまな偶然が重なり、友人は、うまくこの旅館の予約が取れたという。

「皆さんにも幸運のお裾分けします。今週の月曜と火曜に、幸運のエネルギーを送ってほしい人は、私に連絡ください」とFacebookにあって、さっそく僕も彼女にメッセージを送った。

「座敷わらし」が本当にいるのか、そうした存在が自分に幸運をもたらしてくれるのかは、正直なところ分からない。
(個人的には、いてほしいと思っているけど)

ただ、そうした話とは別に、損得ぬきで自分の幸せをただ願ってくれる人が存在するというのは、なにかとても勇気づけられる思いがするものだ。

月曜、火曜とも仕事はとても忙しかったが、胸の奥に温かいものがあるのを感じていた。すてきな企画をしてくれた友人に、改めて深く感謝。

怒っている人に向き合う方法

先日の朝、通勤電車に乗っていると、乗客同士が喧嘩を始めた。

イライラしている乗客が、足を踏まれたとか何かちょっとしたことで別の乗客を怒鳴り、絡みつくというパターンだ。

数駅の間、怒鳴り声が続いた後、どちらか一方が電車を降りたらしい。それで沙汰止みになったが、そのイライラしたエネルギーを浴びて、「あー、やだな」と感じてしまった。

同時に、「自分も、この状況を良くするために、何かできなかったかな」と、釈然としない思いが残った。

今日は、月に一度のマインドフルネス瞑想会があった。(マインドフルネス瞑想会については、不安との向き合い方:マインドフルネス瞑想についてを参照)

その場で瞑想の先生にこの話をしたところ、

「あなたの心が平和であることが、周りを平和にすることにつながります。何かをしようとする前に、まずは彼らの怒りのエネルギーに巻き込まれないよう、呼吸に立ち返って」。

その上で、「怒ったりイライラしている人というのは、自分自身にも大きな苦しみを抱えていて、どうしていいか分からない人たちです」。

「もっとも、相手が大人だと思うと、慈しみの心を持つのが難しいもの。だから、そうした怒りに溢れている相手に向き合う時は、『彼の中にいる泣いている子ども』に向き合うとイメージしてみて」とおっしゃった。


先生からのアドバイスに耳を傾けながら、5年ほど前に聞いた、ある友人の言葉を思い出した。

彼女は、自分の上司の不正を別の上司に訴えたりしたりしたこともあり、難しい社内の人間関係に悩んでいたが、

「自分が怒りに流されそうな時は、相手の頭の上のつむじを見るようにしている」。「つむじを見ると、『どんな人も一度は子どもだった』と思えるから」

と語っていた。

彼女は瞑想をやっている人ではないが、今回の話を聞きながら、なんだか腑に落ちるものがあった。


サン=テグジュペリの『星の王子さま』にも、「どんな大人も、一度は子どもだった」という言葉が出てくる。

社会の中に生きてきて、自分を守る鎧を身にまとったり、傷を負ったりしている大人の中に、子どもを見出すこと。

正直、怒鳴っている人に対して恐怖を感じることが多いので、こんな話をされてもすぐに実践ができるわけではないが、今後、自分なりに咀嚼してみたいと思う。











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