「狭き門より入れ。
滅びに至る門は大きく、その道は広い。」
(新約聖書 マタイによる福音書より)
最近、自分の人生が、曲がり角にさしかかっていることを感じる。
詳しくは後ほど書くつもりだが、今までのやり方では、先へ進むのが難しい。
この3年ほど、自分は「他人に評価されること」に力を注いできた。
だが、そうした自分の意識を、再び内面に向けるときがきた。
僕たちの資本主義社会は、「他人に評価されること」こそ幸せだと説いている。
他人に評価されるものは、よく売れ、その人に富をもたらすと。
だが、今の自分は、人から評価されることをいったん度外視しなければ行けないと思う。
そうでなければ、自分が自分としての命を全うする生き方ができなくなる。そう感じるのだ。
そんなことを考えたときに、ふと、この聖書の言葉を思い出した。
人は社会の中で生きる限り、「他人からの評価が自分の存在のすべてになってしまう」状態になりがちだ。
でも、救いの道は、人から評価される、「万人ウケ」することの中にあるわけではない。
この聖書の言葉は、そうした戒めなのではないか。
この言葉を心に留めながら、しばらく、僕は僕の内面に向き合って行きたいと思う。
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